・右田医師(臨床遺伝専門医)の遺伝外来は、第3週土曜午前です。
・乳がん検診<マンモグラフィ併用>を通年実施いたします。
当院の乳腺外来には、治療されている患者さまを対象とした患者会があります。
関心のある方は、化学療法室または外科外来までお申し出ください。
患者会: FPR(富士ピンクリボンの会)
午前:11時30分まで
午後:(月)15時00分まで
※休診・代診・時間変更などの場合があります。
現在当科の休診医情報はありません
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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午前 | 甲賀淳史 吉津紗綾香 | 園田紀夫(乳腺) 甲賀淳史 | 伴覚 伊東俊秀 | 園田紀夫(乳腺) 甲賀淳史 | 園田紀夫 (新患・急患) 3週 右田王介(遺伝外来) |
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午後 | 15:00まで 園田紀夫(乳腺) |
富士病院では機器も充実して、マンモグラフィ・トモシンセシス、マンモトーム、CT、乳腺MRIと、より高度なものへとなっています。今後も、より乳癌の早期発見へ向けていきたいと思っています。 また、乳癌患者さんに対して医師、看護師だけではなく薬剤師、栄養士、理学療法士、 ソーシャルワーカーなども加わったチーム医療を目指しています。
当院の外科は、消化器全般、乳腺、その他一般外科が診療の主体となっています。
乳腺外科手術は42(昨年度29)例ありました。
早期から、マンモグラフィ認定施設として、地域の乳がん検診啓蒙の中心として活動し、現在も、技師は浜松医大等で施術指導に当たっています。また、乳腺のMRI検査により、6例の乳がんを発見することができました。
マンモグラフィ撮影件数は2,627(前年2,995)件、マンモトームも70(前年55)件、ありました。
外来は、毎日40名前後で、手術・入院とも年々増加しています。専門外来として、乳腺外来、大腸肛門外来(痔外来)などの利用も多くあります。この地域で初めに取り組んできたストーマ外来は、月平均5.3人となっています。
消化器・乳腺の悪性腫瘍に対しては、目覚しい進歩を遂げている化学療法を積極的に取り入れ、最新の治療を施行し地域で最新のがん治療が受けられるよう努力しています。
今後は、病診連携をさらに密にし、緊急手術、検査等の依頼に充分に応え、地域連携の要としての役割を担っていきます。
乳腺超音波検査とは、超音波(人の耳には聞こえない高い音)を使って乳房にできるしこりの有無や性状、乳腺の状態などを検査します。
検査を行う部位にゼリーを塗って装置をあてて検査します。無侵襲で繰り返し検査を行うことができます。被爆の心配もありません。
上半身は脱衣して、診察台に仰向けで寝て検査します。検査時間は5~15分程度です。
検査実施件数は、2024年度1756件、2023年度1796件と、地域の乳腺治療の一翼を担っています。
公益社団法人 日本超音波医学会 超音波検査士(体表臓器領域・健診領域)、NPO法人日本乳がん検診精度管理中央機構 乳房超音波技術講習会にてA判定を取得した女性技師がサポートいたします。
マンモグラフィとは、乳ガン検診で行う乳房X線撮影です。
平成26年1月より、次世代のデジタルマンモグラフィ装置(SERENIA Demensions)を導入しました。
1回の撮影で多方向からX線を照射した後に、画像を再構成する新技術トモシンセシス(3D)機能を搭載、 通常のマンモグラフィ(2D)画像では見られない精緻な画像を提供します。
御殿場市・小山町で唯一、マンモグラフィ撮影認定資格を持った女性技師がサポートいたします。
マンモトーム生検は、低侵襲でありながら診断能力が優れてい る点にあります。特に、皮膚を切開して行う外科的生検に比べて、短時間で済み傷もほとんど残りません。
マンモトーム生検 | 外科的生検 | |
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傷痕 | 0.3~0.4cm | 3cm程度 |
縫合 | 不要 | 必要 |
痛み | ほとんどない | 場合により有り |
乳房の変形 | なし | 場合により有り |
入院 | 不要 | 場合により必要 |
園田 紀夫(そのだ のりお) | 院長 埼玉医科大学(昭和59年卒) 日本外科学会外科専門医 日本乳癌学会認定医 マンモグラフィ読影医(B) |
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術式 | 件数 |
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胸筋温存乳房切除術 | 22件(24件) |
乳腺腫瘤摘出術 | 16件(2件) |
乳房部分切除 | 15件(11件) |
マンモグラフィー撮影件数 | 2,121件(3,298件) |
マンモトーム | 84件(61件) |