頭ジラミは、小学校、幼稚園、保育園などで3歳から12歳ぐらいまでの子供によく発生する皮膚病です。
頭ジラミに感染している人と頭と頭をくっつけたり、ブラシやくしを共用することによって頭ジラミはうつります。
頭ジラミになったからといって汚いというわけではありません。
ただ見て探すよりも、シラミ用のくしを使ったほうがシラミの検査としては優れています。
髪の毛を真ん中から外側へ向かってシラミ用のくしを使って耳の後ろや後頭部をよく探してください。
シラミの卵や成虫が見つかります。
フケやほこり、土などと違って、卵は髪の毛にくっついて動かないため、区別がつきます。
シャンプーや櫛を使用します。以下よりご覧ください。
シーツ、衣類、くし、ブラシ、ぬいぐるみ等にシラミがついた可能性がある場合は、以下のような方法でシラミを殺してください。
互いに触れ合って遊ぶ機会の多い幼児・小児には、最近ではよく発生します。
発生した場合は、その周囲がみんな一斉に治療を始めることが大切です。
頭ジラミは、決して不潔だから感染したのではありません。頭ジラミだからと差別扱いしてはいけません。
学校を休む必要はありませんが、できるだけ早く治療を受けてください。
頭ジラミが感染しても、治療を始めればプールに入って構いません。 ただし、タオル、ヘアブラシ、水泳帽などの貸し借りはやめましょう。
スミスリンシャンプーは、頭ジラミの治療に使用します。
滅菌をした頭ジラミ用のくしは、皮膚科で貸し出しております。
頭ジラミが完全に治りましたら返却してください。
毎日したほうがいいですが、少なくとも4日に1回は、くしで治療を行ってください。
2~3週間続けることで、シラミがいなくなったかしっかりと確認できます。
シラミが見つかるようであれば、3回連続シラミが見つからなくなるまで治療を続けてください。